保険の基礎知識

がん保険の選び方について

生命保険文化センターの調査によるとがん保険の加入率は年々増加しており、世帯ベースで60.7%となっています。

がん保険の種類は多岐に渡り自力で選ぶのは大変ですが、ポイントを押さえればあなた合った適切な保険選びが出来ます。

「保険に入っていても、いざという時に保障の対象ではなかった…」というような事態を防ぐために、ここではがん保険を選ぶ際に重視すべき項目をご紹介いたします。

ポイント1:診断給付金の給付回数

「診断給付金」は、がん保険を選ぶ際に重要なポイントの1つです。

現在のがんは通院で治療する場合が多くなっており、入院したとしても短期間で、あとは通院治療に切り替えるケースが増えています。この背景には、医療技術の進歩に伴い、だんだんと入院を必要としながら治療法が増えてきた事があげられます。

そうすると、入院や手術に特化した保障では、過不足が発生する場合があります。そのため用途を特定せず、がんと診断された場合に、一時金として受け取れる「診断給付金」をメインとした商品が増えています。

手術だけでなく、抗がん剤、放射線治療など、治療方法も多様化していますので、様々なケースに対応できる「診断給付金」は活用の幅もあり、万一の際にもすぐに役立つのではないでしょうか。

更にがんは一度治療したとしても再発や転移の可能性があります。その度に治療費が必要になりますので、そうした場合を想定した、診断給付金を回数に関係なく「無制限」で受けられるタイプなどもあります。

がん保険を選ぶポイントの一つとしては、この「診断給付金」「診断給付金の回数」などになります。

ポイント2:通院期間の保障について

通院を重視したがん保険もあります。これはがん治療の通院日数が長期化するケースに対応するための備えになります。現在は、手術をせずに、抗がん剤や放射線治療など、通院治療が基本になるケースも多くなっているからです。

ただし、場合によっては通院が数か月から一年に及ぶこともあるため、がん保険を選ぶ際は、通院治療の保障が長いまたは無制限などの検討が必要になります。

ポイント3:保障期間をどうするか

未就学もしくは就学中の子どもがいる期間は、ご両親の責任負担が大きくなる時期です。この期間中にがんに罹った際の保障を手厚く受けたいと考えられる方は、定期のがん保険がおすすめです。定期の場合は、一定期間保障を備えることができ、また保険料も比較的安くすることができます。

ただし、がんに罹るリスクは年齢と共に上がってきますので、更新のタイミングで保険料が上がったり、その時の健康状態によっては、加入できなかったりする場合も考えられますので注意が必要です。

終身タイプは、定期タイプとは反対に「生涯にわたって備える」ことができる保険です。先にもご説明した通り、年齢とともにがんに罹るリスクは上がっていく傾向にあるため、長く備えることも検討が必要です。

終身タイプの場合は、「比較的保険料が高め」だからとためらわれる方もいますが、いざという時の保障がなくてはそもそも保険に入る意味がありません。

がん保険に関わらず保険選びは「リスクを考慮しつつ、家計の大幅な負担にならない範囲で加入する」ことが大切ですが、どれが正解かということは、断言できません。

ご自身のライフスタイルや、家族の環境などを考慮しながら、保障内容を確認していくことが大切です。将来の安心のためにも、ご自身に合った保険を選びましょう。

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